Destination / Guam
グアム旅行にESTAは必要?
「グアムはESTA不要」は半分正しく、半分誤解です。2つの制度のどちらかが必要で、どちらを使うかで条件が変わります。
30秒の結論
- ESTA を持っている → そのままグアムに行けます(ビザ免除プログラム、最長90日)。
- ESTA がない → Guam-CNMI ビザ免除プログラムで入国できます。事前に電子申請(Form I-736 の電子版)が必要で、手数料なし、滞在は最長45日、グアム・北マリアナ諸島の中だけ。
- グアムから本土やハワイへ行く予定があるなら、ESTA($40.27)を取ってください。Guam-CNMI ビザ免除では本土へ行けません。
2つの制度の比較
| ESTA | Guam-CNMI ビザ免除 | |
|---|---|---|
| 行ける場所 | 米国全土(グアム・サイパンを含む) | グアムと北マリアナ諸島(サイパン等)の中だけ |
| 滞在 | 最長90日 | 最長45日 |
| 事前申請 | 必要(esta.cbp.dhs.gov) | 必要(Form I-736 の電子申請。2024年9月30日から電子化) |
| 料金 | $40.27 | 手数料なし(確認日時点。DHS は将来の手数料導入の可能性を規則に明記) |
| 有効期間 | 承認から2年またはパスポート期限まで | 最長2年またはパスポート期限まで |
| 対象 | ビザ免除プログラム参加国(日本を含む) | オーストラリア、ブルネイ、香港、日本、マレーシア、ナウル、ニュージーランド、パプアニューギニア、韓国、シンガポール、台湾、英国 |
| 必要なもの | 電子パスポート、往復または次の目的地への航空券 | 45日以内に出発する払戻不可・譲渡不可の往復航空券、機械読み取り式パスポート |
どちらを選ぶか
- グアムだけ、45日以内、往復航空券がある → Guam-CNMI ビザ免除で足ります(手数料なし)。
- すでに有効な ESTA がある → 新たに申請する必要はありません。
- 2年以内に本土やハワイにも行く可能性がある → ESTA を1回取れば、グアムも本土も使えます。
Guam-CNMI ビザ免除の申請について
2024年9月30日施行の連邦規則により、Guam-CNMI ビザ免除で入る人は、搭乗前に CBP Form I-736 を電子的に提出し、電子渡航認証(eTA)を受ける必要があります(以前は紙の I-736 を到着時に提出していました)。申請先は CBP が運用する公式の電子申請で、案内は DHS の Guam-CNMI ビザ免除プログラムのページ(dhs.gov/guam-cnmi-visa-waiver-program)から辿れます。ESTA と同じく、民間サイトが手数料を上乗せして代行していることがあるので、申請先のアドレスが .gov であることを確認してください。
知っておくこと
- CBP の FAQ では「国際線でグアム・CNMI にビザ免除プログラムで入るには ESTA が必要。Guam-CNMI ビザ免除の対象国籍は ESTA なしで入れるが、滞在は45日以内で島内に限られ、本土へは行けない」と説明されています。
- 本土からグアムへの便は国内線扱いで、ESTA は不要です。逆にグアムから本土へ向かうときはグアムで事前審査があり、ビザ免除で行くなら ESTA が必要です。
- Guam-CNMI ビザ免除の eTA は、パスポートの更新・氏名変更・適格性の答えの変化があれば取り直しです(ESTA と同じ考え方)。
関連
一次情報の確認日:2026-10-02(出典:CBP ESTA FAQ・DHS Guam-CNMI VWP・連邦官報(2024-00645))