Arrival
アメリカ入国審査・税関の流れ
ESTAの承認は「搭乗できる」許可で、入国の最終判断は到着時のCBP審査官が行います。流れを知っておけば落ち着いて進めます。
30秒の結論
- 到着した全員が、CBP審査官による入国・税関・農産物の検査の対象です。
- 紙の I-94/I-94W はなくなり、電子的に記録されます。入国後に CBP のサイトで自分の記録を確認できます。
- 現金等 1万ドル超の持ち込みは申告が必要。食品・農産物はすべて申告が必要です。
到着からの流れ
- 入国審査(CBP審査官のブース):パスポートを提示します。ESTA の承認は航空会社と CBP に電子的に伝わっているので、承認画面の提示は必須ではありません(手元に申請番号の控えがあると安心です)。審査官は滞在目的・滞在先・滞在日数などを質問し、入国の可否と滞在期限を決めます。
- 生体情報の取得:外国人旅行者は指紋と顔写真の取得があります(CBP は顔認証による審査を導入しています)。
- 手荷物の受け取り → 税関・農産物検査:申告が必要なものがあれば申告します。申告漏れは罰金や没収の対象になります。
入国審査で聞かれること(例)
- 渡航の目的(観光/商用/乗継)
- 滞在先(ホテル名・住所)と滞在日数、帰国便
- 職業、同行者
ESTA の申請内容と矛盾しないように、事実をそのまま答えます。ビザ免除での滞在は最長90日で、就労はできません。
I-94(出入国記録)は電子化
空路・海路で到着する外国人は、紙の I-94/I-94W を書く必要がなくなりました。到着記録は電子的に作られ、CBP の I-94 サイトで自分の記録(滞在期限 Admit Until Date)を確認・印刷できます。
申告が必要なもの
- 現金・小切手などの金銭的手段が合計1万ドルを超える場合:米国への持ち込み・持ち出しのどちらも、FinCEN Form 105 で申告が必要です(家族などの同行者と合算して判断されます)。申告は違法ではなく、しないことが違法です。
- 食品・農産物(肉、生の果物・野菜、植物、種、土、動植物由来の製品):すべて申告し、CBP 農業検査官の検査を受けます。申告していれば、持ち込めない品は没収されるだけで罰則はありませんが、申告しないと罰金の対象です。
- 処方薬は本人用の量を、医師の処方がわかる形で持ち込みます。
関連
一次情報の確認日:2026-10-02(出典:CBP(Know Before You Visit/I-94/Money and Other Monetary Instruments/Bringing Food into the U.S.))